人生の義務はただひとつしかない。それは幸福になることだ。
―― ヘルマン・ヘッセ(ドイツの小説家、詩人、ノーベル文学賞受賞、代表作『車輪の下』『デミアン』『ガラス玉演戯』)
人は能力だけでは、この世に立つことはできない。たとえ、立身しても、機械と同様だ。人は能力と共に徳を持つことが必要である。
―― 野口英世(日本の細菌学者)
人の一生に、最も大切なるは、安心なり。百歳の寿命も、一日の安心には、代え難し。安心なければ、生活の甲斐なきなり。
―― 徳富蘇峰(とくとみ そほう、明治から昭和戦後期にかけての日本のジャーナリスト、思想家、歴史家、評論家、代表作『勝利者の悲哀』『近世日本国民史』)
人間が人間として生きていくのに一番大切なのは、頭の良し悪しではなく、心の良し悪しだ。
―― 中村天風(日本初のヨーガ行者、天風会の創始者)
毎朝、目覚めとともにこう考えること。今日も生きることができ私は恵まれている、私には尊い人生がある、決して無駄にはしない。今日私は、自分自身を成長させるため、まわりの人たちに私の心を広げるために、持てるすべてのエネルギーを費やそう。
―― ダライ・ラマ14世(チベット仏教の最高指導者(ノーベル平和賞受賞))
一番大切なことは、単に生きることではなく、善く生きることである。
―― ソクラテス(古代ギリシアの哲学者)
樹木にとって最も大切なものは何かと問うたら、それは果実だと誰もが答えるだろう。しかし実際には種なのだ。
―― フリードリヒ・ニーチェ(ドイツの哲学者)
過去から学び、今日のために生き、未来に対して希望をもつ。大切なことは、何も疑問を持たない状態に陥らないことである。
―― アルベルト・アインシュタイン(ドイツ生まれの理論物理学者)