バスケの神様マイケル・ジョーダンの名言 <失敗・人生>

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マイケル・ジョーダンは、NBA史上最高の選手として名高いバスケットボールのスーパースターです。シカゴ・ブルズで6度のNBAチャンピオンに輝き、5度の得点王、6度のファイナルMVPを受賞しました。その圧倒的な活躍から、「バスケの神様」とも呼ばれています。

そこまでの道のりにおいて、彼は苦難を乗り越え、チームワークを築き、その卓越した能力やパフォーマンスだけでなく、言葉によっても多くの人々に感動や勇気を与えました。

今回は、そんなマイケル・ジョーダンの失敗や人生についての名言と、それにまつわるエピソードをご紹介したいと思います。彼の名言は、バスケットボールだけでなく、勉強や仕事にも応用できるものです。

すべての名言に英語原文も添えていますので、本人の人となりも感じ取っていただけるのではないかと思います。

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マイケル・ジョーダンの名言 <失敗について>(英語&日本語)

ネガティブな状況を常にポジティブな状況に変えるんだ。
―― マイケル・ジョーダン

Always turn a negative situation into a positive situation.
―― Michael Jordan

マイケル・ジョーダンは高校2年生の時に、バスケットボール部の最終選考で落とされました。彼はその日、家に帰って泣きました。しかし、彼はその悔しさをバネにして練習に励みました。

毎朝5時に起きて学校に行き、授業が始まる前に練習。放課後もコートでシュートを打ち続けました。その結果、彼は翌年からチームの主力となり、州のオールスターに選ばれるまでに成長しました。その後、大学やNBAでも活躍することになります。

彼はポジティブ思考の力によって、どんな状況でも自分に有利に変えることができました。例えば、敵チームから罵声を浴びせられたら、それをモチベーションに変えてパフォーマンスを上げたり、負けた試合から学ぶことを見つけたりしました。

ネガティブな感情に支配されることなく、常に自分の目標に向かって努力を続けたのです。

 

10本連続でシュートを外しても私はためらわない。次の1本が成功すれば、それは100本連続で成功する最初の1本目かもしれないだろう。
―― マイケル・ジョーダン

Even if I miss 10 shots in a row, I won’t hesitate. If the next one is successful, it might be the first of 100 shots in a row.
―― Michael Jordan

マイケル・ジョーダンはNBAで最も得点力の高い選手として知られていますが、彼もシュートを外すことがありました。特に1995年のプレーオフでは、オーランド・マジックと対戦した第1戦で19本中8本しかシュートが決まらず、チームも敗れました。
しかし、彼はその後も自信を失わずにシュートを打ち続けました。そして第2戦では22本中17本と驚異的な成功率でシュートを決め、チームの勝利に貢献しました。
マイケル・ジョーダンは自分のシュートに絶対的な信頼を持ち、連続してシュートを外しても動じることなく、次のチャンスを逃さないようにしました。「シュートを打たなければ得点できない」と考え、常に次のシュートが入ると信じて、迷わず打ちました。
この名言は、自分の能力を疑わず、常に最善を尽くすことの大切さを教えてくれます。
 

失敗は許される。
―― マイケル・ジョーダン

Failure is acceptable.
―― Michael Jordan

マイケル・ジョーダンもNBAで決勝シュートを外すことがありました。しかし、そのことで自分を責めたり、恥ずかしがったりすることはありませんでした。

彼は自分や他人の失敗に対して厳しくなりすぎず、受け入れることができました。失敗を避けることよりも、失敗から成長することを重視していたからです。失敗は終わりではなく、始まりだと。

彼は失敗を許し、失敗を恐れずに挑戦し、失敗から学び、次に活かすことができました。失敗を成功への一歩と考えていたのです。

この名言には、彼の寛容さと柔軟性が表れています。

 

失敗が、もっと頑張るためのモチベーションになる。
―― マイケル・ジョーダン

Failure makes me work even harder.
―― Michael Jordan

マイケル・ジョーダンは何度もプレーオフで敗れています。特に1989年と1990年にはデトロイト・ピストンズに2年連続で負け、大きなショックを受けましたが、彼はそれをモチベーションに変えてさらに努力しました。

体力や技術やチームワークを向上させるために、作戦も変えて練習に打ち込みました。その結果、1991年から1993年にかけて3連覇を達成したのです。

失敗をモチベーションに変えて自分の力を高めるという、闘志と向上心の表れた名言です。

 

誰だって何かには失敗するんだから、私は失敗を受け入れることはできる。しかし挑戦しないでいることには耐えられない。
―― マイケル・ジョーダン

I can accept failure, everyone fails at something. But I can’t accept not trying.
―― Michael Jordan

 

恐怖で身動きが取れなくなる、そういう人がいるのは知っている。だが私にとっては幻想だ。失敗するたびに、次はもっと高いハードルに挑戦できる。
―― マイケル・ジョーダン

I know fear is an obstacle for some people, but it is an illusion to me. Failure always made me try harder next time.
―― Michael Jordan

 

大事なシュートを外したら、なんて考えたことはない。結果のことを考えたって、思い浮かぶのは悪いことばかりだ。
―― マイケル・ジョーダン

I never looked at the consequences of missing a big shot … when you think about the consequences, you always think of negative results.
―― Michael Jordan

 

失敗を恐れたことは一度もない。
―― マイケル・ジョーダン

I’ve never been afraid to fail.
―― Michael Jordan

 

成功への鍵は失敗することだ。
―― マイケル・ジョーダン

The key to success is failure.
―― Michael Jordan

 

成功することを学ぶには、まず失敗することを学ばねばならない。
―― マイケル・ジョーダン

To learn to succeed, you must first learn to fail.
―― Michael Jordan

 

私は9000回以上シュートを外し、300試合に敗れた。決勝シュートを任されて26回も外した。人生で何度も何度も失敗してきた。だから私は成功したんだ。
―― マイケル・ジョーダン

I’ve missed more than 9000 shots, lost almost 300 games. 26 times, I’ve been trusted to take the game winning shot and missed. I’ve failed over and over and over again in my life. And that is why I succeed
―― Michael Jordan

 

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マイケル・ジョーダンの名言 <人生について>(英語&日本語)

人の期待、特に否定的な期待を受け入れてしまうと、決して結果を変えることはできない。
―― マイケル・ジョーダン

If you accept the expectations of others, especially negative ones, then you never will change the outcome.
―― Michael Jordan

この名言はマイケル・ジョーダンが自伝に書いたものです。彼はNBAの新人の頃から類まれな技術を見せたため、自分の成績に固執しているかのように見られ、多くの批判や疑問を受けました。でも、それらに惑わされずに自分の信念を貫きました。

他人から良い評価を受けることではなく、自分の目標や夢に向かって努力を続けました。

他人の意見に左右されずに自分の道を歩んでこそ、偉業は達成できるのです。

 

すべてのことをこなして、すべての人を喜ばせようとするのは負担が大きすぎる。私の仕事は、そこへ行ってバスケットボールの試合を全力でプレーすることだ。みんながそれに同意してくれないかもしれない。だが、私が何をすべきか、何をすべきでないかを、みんなの印象によって左右されながら生きていくことはできない。
―― マイケル・ジョーダン

It’s heavy duty to try to do everything and please everybody. My job was to go out there and play the game of basketball as best I can. People may not agree with that. I can’t live with what everyone’s impression of what I should or what I shouldn’t do.
―― Michael Jordan

マイケル・ジョーダンは自分がバスケットボール選手として果たすべき役割や責任を理解し、それ以外のことにはあまり関心を持ちませんでした。

彼は自分の信念や価値観に従って生き、他人からどう思われようと気にしませんでした。
自分が何をすべきかを自分で決めるということが、自分の本質や目的を見失わずに、自分らしく生きることにつながります。

 

何かを始めるのは怖いことではない。怖いのは何も始めないことだ。
―― マイケル・ジョーダン

It’s not scary to start something. It’s scary to not start something.
―― Michael Jordan

マイケル・ジョーダンは1984年のNBAドラフトで指名を受けてシカゴ・ブルズに入団しました。当時のブルズは、10年連続でプレーオフを逃す低迷チームでした。この名言は、その頃のものです。
そしてジョーダンの加入によってブルズは強豪チームへと変貌し、1990年代に6度のNBAファイナル制覇を達成しました。

 

僕のヒーローは今も昔も両親だ。他の誰かなんて想像もできないよ。
―― マイケル・ジョーダン

My heroes are and were my parents. I can’t see having anyone else as my heroes.
―― Michael Jordan

ジョーダンは、両親をとても尊敬していました。両親のおかげで今の自分があるとも語っています。

この名言は、彼が両親にどれほど感謝しているかを表したものです。

 

一度決めたら、もう二度と考えなかった。
―― マイケル・ジョーダン

Once I made a decision, I never thought about it again.
―― Michael Jordan

マイケル・ジョーダンは、一度決めたことは決して後悔しませんでした。彼は、自分の決断を信じて、全力で取り組みました。

 

一瞬でも基本を忘れたら、根本から崩れさってしまう。スポーツにおける正しい技術、会社における倫理、心構えといった基本を忘れたら、試合に勝てないし、会社や学校で成績をあげることもできない。
―― マイケル・ジョーダン

The minute you get away from fundamentals – whether it’s proper technique, work ethic or mental preparation – the bottom can fall out of your game, your schoolwork, your job, whatever you’re doing.
―― Michael Jordan

マイケル・ジョーダンは、バスケットボールの基本を常に大切にしていたといいます。彼は、基本を忘れてしまうと、どんなに才能があっても成功をつかむことは難しいと信じていました。

基本をしっかりと身につけることで、どんな状況でも対応できる力を身につけることができます。

 

人生で何かを成し遂げようとするなら、積極的にならねばならないと気づいた。
―― マイケル・ジョーダン

I realized that if I was going to achieve something in life I must be aggressive.
―― Michael Jordan

 

仕事をこなすからこそ報酬が得られる。人生に近道などない。
―― マイケル・ジョーダン

If you do the work you get rewarded. There are no shortcuts in life.
―― Michael Jordan

 

自分がしたいことをするのに、遅すぎるなんてことはない。父は、いつもそう言っていた。「何を達成できるかなんて、挑戦しなければ分からない」と。
―― マイケル・ジョーダン

My father used to say that it’s never too late to do anything you wanted to do. And he said, ‘You never know what you can accomplish until you try.’
―― Michael Jordan

 

無理だなんて絶対に口にするな。限界は恐怖と同じで、大抵幻想にしか過ぎないから。
―― マイケル・ジョーダン

Never say never, because limits, like fears, are often just an illusion.
―― Michael Jordan

 

障害を前にして立ち止まることはない。壁にぶち当たっても、方向転換して諦めてはいけない。どうやってそれを乗り越えるか、突き進むか、回り込めるかを考え出すんだ。
―― マイケル・ジョーダン

Obstacles don’t have to stop you. If you run into a wall, don’t turn around and give up. Figure out how to climb it, go through it, or work around it.
―― Michael Jordan

 

良い結果を望む人もいれば、願う人もいる。それ以外は良い結果を自ら起こせる人だ。
―― マイケル・ジョーダン

Some people want it to happen, some wish it would happen, others make it happen.
―― Michael Jordan

 

どんなに正しい技術を持ち、倫理的であり、心の準備をしていようとも、うまく行かないときはある。勉強や仕事、なんでも同じだ。
―― マイケル・ジョーダン

The minute you get away from fundamentals — whether its proper technique, work ethic, or mental preparation — the bottom can fall out of your game, your schoolwork, your job, whatever you’re doing.
―― Michael Jordan

 

成功するためには利己的でなければならない。でないと成功はできない。だがもし自分の最高のレベルに達したなら、無欲になることだ。他人とうまく付き合い、一人になってはならない。
―― マイケル・ジョーダン

To be successful you have to be selfish, or else you never achieve. And once you get to your highest level, then you have to be unselfish. Stay reachable. Stay in touch. Don’t isolate.
―― Michael Jordan

 

何事も実現させるためには、まず自分自身に期待しなくてはならない。
―― マイケル・ジョーダン

You have to expect things of yourself before you can do them.
―― Michael Jordan

 

マイケル・ジョーダンの名言から学べること

マイケル・ジョーダンは自分の経験や考え方を率直に語り、常に前向きで積極的な姿勢を示しました。

私たちも日常生活で様々な問題や困難に直面することがありますが、そんなときにも、彼の言葉は勇気と励ましを与えてくれます。

彼の名言を参考に、自分自身を鼓舞し、前向きに、目標に向かって努力を続けていきたいものですね。
 

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