働く人すべてに贈る 松下幸之助の仕事・働き方の名言41選

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松下幸之助の言葉は経営者のみならず働く人すべてに、働く意義や自信、向上、成功などについての考え方の指針を示してくれます。

「経営の神様」と呼ばれる松下幸之助は、小学校を中退して9歳で丁稚奉公に出されてから、仕事に自分で工夫を重ね、世界的企業「パナソニック」(旧 松下電器産業)を一代で築き上げました。

ストレスや迷いを感じるとき、松下幸之助の仕事への取組み方についての名言が、自分の軸を再確認するのに役立ちます。仕事だけでなく、プライベートの活動から生き方そのものまで、全てに応用できそうです。

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松下幸之助の仕事・働き方の名言

売る前のお世辞より売った後の奉仕、これこそ永久の客を作る。
―― 松下幸之助

 

私は小さい頃貧しかったので、最初は腹一杯食べたい夢でした。丁稚奉公にいってからは、貯金して早く店を持ちたいと思いました。商売をはじめても、大きな会社など望みませんでした。一段上の夢を着実にこなしていっただけです。
―― 松下幸之助

 

誰も争うために商売しているわけではありません。
―― 松下幸之助

 

世の為、人の為になり、ひいては自分の為になるということをやったら、必ず成就します。
―― 松下幸之助

 

商売や生産はその商店や製作所を繁栄させることにあらず、その働き、活動によって社会を富ましめるところにその目的がある。
―― 松下幸之助

 

昨日の考えは、今日は一新されていなければならないし、今日のやり方は、明日にはもう一変していなければならない。
―― 松下幸之助

 

商売とは、感動を与えることである。
―― 松下幸之助

 

力強さは使命感を持つところから生まれる。
―― 松下幸之助

 

無限に発展する道はいくらでもある。要はその道を探し出す努力である。
―― 松下幸之助

 

何としても二階に上がりたい、どうしても二階に上がろう。この熱意がハシゴを思いつかせ、階段を作りあげる。上がっても上がらなくてもと考えている人の頭からは、ハシゴは生まれない。
―― 松下幸之助

 

小利口に儲けることを考えたらあきません。世の中にぼろいことはないから、結局流した汗水の量に比例して、成功するわけですわ。汗もかかずして、成功するということもたまにはありますけど、それはきわめて僥倖な人で、普通はない。
―― 松下幸之助

 

「それは私の責任です」ということが言い切れてこそ、責任者たりうる。
―― 松下幸之助

 

私が今日の大を成したのは、それはあらかた運ですね。一日一日を努力して生きてきただけのことです。強いて言えば、積み重ねがすべてです。人間万事、世の中すべては天の摂理で決まるのが90%、人間が成し得るのはたかだか10%ぐらいだと思っています。
―― 松下幸之助

 

アイデアを生むと言っても、口先だけでは生まれない。これもやはり熱心であること。寝てもさめても一事に没頭するほどの熱心さから、思いもかけぬ、よき知恵が授かる。
―― 松下幸之助

 

無理に売るな。客の好むものも売るな。客のためになるものを売れ。
―― 松下幸之助

 

石の上にも三年という。しかし、三年を一年で習得する努力を怠ってはならない。
―― 松下幸之助

 

むずかしいことはできても、平凡なことはできないというのは、ほんとうの仕事をする姿ではない。
―― 松下幸之助

 

仕事が伸びるか伸びないかは、世の中が決めてくれる。世の中の求めのままに、自然に自分の仕事を伸ばしてゆけばよい。
―― 松下幸之助

 

いくら熱心でもムダなことやったらいけませんで。それがムダかどうかは、あなた自身で考えなさい。これはムダなことかどうか、一つひとつ検討しなさい。必ずムダなことをやっているに違いない。
―― 松下幸之助

 

人より一時間、よけいに働くことは尊い。努力である。勤勉である。だが、今までよりも一時間少なく働いて、今まで以上の成果をあげることも、また尊い。そこに人間の働き方の進歩があるのではないか。
―― 松下幸之助

 

普通の努力では、チャンスをチャンスと見極められない。熱心の上に熱心であることが見極める眼を開く。
―― 松下幸之助

 

他人の道に心を奪われ、思案にくれて立ちすくんでいても、道は少しもひらけない。道をひらくためには、まず歩まねばならぬ。心を定め、賢明に歩まねばならぬ。
―― 松下幸之助

 

失敗した所で止めるから失敗になる。成功するところまで続ければ成功になる。
―― 松下幸之助

 

誠実に謙虚に、そして熱心にやることである。
―― 松下幸之助

 

機会というものは真に熱意を持って事に当たっておれば、随所にあるものではないだろうか。
―― 松下幸之助

 

心くばりの行き届いた仕事は一朝一夕には生み出せない。やはり日ごろの訓練や躾がものをいう。
―― 松下幸之助

 

一方はこれで十分だと考えるが、もう一方はまだ足りないかもしれないと考える。そうしたいわば紙一枚の差が、大きな成果の違いを生む。
―― 松下幸之助

 

成功することころまで続ければ、それは成功になる。
―― 松下幸之助

 

商売というものは、売る方も買う方も双方が喜ばなければいかんものです。買った人は、こういうものが買えて良かった、大変便利だとか、豊かになったとか、そういう喜びを持つ。売った者も、その喜びを感じてもらうと同時に、利益も残ったというふうにね。
―― 松下幸之助

 

どんな賢人でも、その人ひとりの知恵には限りがあって、だから自分の知恵、才覚だけで事を運べば、考えがかたくなになる。視野が狭くなる。
―― 松下幸之助

 

失敗の多くは、成功するまでにあきらめてしまうところに、原因があるように思われる。最後の最後まで、あきらめてはいけないのである。
―― 松下幸之助

 

半分は先輩から教えてもらう、半分は部下から教えてもらう。
―― 松下幸之助

 

礼儀作法は人間関係を滑らかにする。社会生活の潤滑油である。
―― 松下幸之助

 

迷う、ということは、一種の欲望からきているように思う。ああもなりたい、こうもなりたい、こういうふうに出世したい、という欲望から迷いがでてくる。それを捨て去れば問題はなくなる。
―― 松下幸之助

 

社会生活は日々これ戦い、日々これ苦難。その時に心が動揺するかしないかは、信念の有無で決まる。
―― 松下幸之助

 

現在与えられた今の仕事に打ち込めないような心構えではどこの職場に変わっても決していい仕事はできない。
―― 松下幸之助

 

熱意なき人は描ける餅の如し。知識も才能も、熱意がなければ無に等しいのである。お互いに一生懸命、精魂込めて毎日の仕事に打ち込みたい。
―― 松下幸之助

 

何事もゆきづまれば、まず、自分のものの見方を変えることである。案外、人は無意識の中にも一つの見方に執して、他の見方のあることを忘れがちである。
―― 松下幸之助

 

こけたら、立ちなはれ。
―― 松下幸之助

 

失敗せずに名人になろうと思っても、それは虫がよすぎるな。
―― 松下幸之助

 

苦しかったらやめればいい、無理をしてはならない。無理をしないといけないのはレベルが低い証拠。真剣に生きる人ほど無理はしない。無理をしないというのは消極的な意味ではない。願いはするが無理はしない。努力はしても天命に従う。これが疲れないこつである。
―― 松下幸之助

 

<参考図書>

『道をひらく』

累計550万部を超え、いまなお読み継がれるロングセラー。松下幸之助が自分の体験と人生に対する深い洞察をもとに綴った短編随想集。読む人を勇気づけ、また成功への指針となってくれます。

自信を失ったとき、困難にぶつかったとき、仕事をより向上させたいときなどに、あらゆる年代・職種の人に役立ちます。

1項目2ページにまとめられているので、1日2ページというように、とても読みやすい造りになっています。


 
 
『[新装版]思うまま』

松下幸之助が人生の指針となる言葉を「心を鍛える」「道を定める」「生かしあう」「人生を味わう」「仕事に学ぶ」などの項目についてまとめた言葉集。249篇がほぼ1ページずつに区切られているので、読みやすい。『道をひらく』よりも身近で具体的なことがテーマになっています。

日々の仕事や暮らしの中から、新たな発見と喜びを見いだし、幸せな人生を送るために必要なものを教えてくれます。時々読み返すと、また新たな気づきが生まれるような本です。

読む人の心を落ち着かせ、励まし、勇気と活力を与えてくれます。

 

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