英語をきれいに発音できるようになりたいと思っても、自分ではどう直せばいいのか分からないものです。
「自分と英語ネイティブの発音の違いが耳で聞いて分かる」のと、「呼吸・のど・口の中の形を調整し正しいリズムで発音できる」のとは違うからです。
人の発音を耳で聞いて、そのまま真似ることができるのは2~3歳まで。その後は、言葉で説明してもらって学習することになります。
普通の英会話教室では、ネイティブ並みの発音までは教えていません。今回は、英語を正しく発音する訓練を対面またはオンラインで受けられるスクールをご紹介します。
欧米人はどうやって英語で会話をしているのか
英語の発音については、正しい訓練を受けられるスクールをなかなか見つけられないのが実情です。発音の矯正というと、口の中の形やリズム、イントネーションを直すというスクールが多いですが、実はそれだけでは少し足りません。
英語ネイティブが英語を聞き分けるのに使っているのは、もちろん、一つひとつの音ですが、同じくらい大切なのはアクセントです。英単語のどこを強く発音するかは重要だと言われているのは、「強い音」を単語と単語の切れ目として認識するからです。
(余談ですが、自分の名前など日本語の固有名詞を発音するときには、一カ所大げさにアクセントをつけて言うと、うまく聞き取ってもらえます。本田さんでしたら、 /hάndə/ のようにするといいです)。
そして単語と同様に、文単位でも、強く発音する箇所というのが決まっています。
そしてリズム。ゆっくり大きく発音するところと、素早く小さく(ごにょごにょと)言うところが交互に現れてきます。これにも決まりがあります。
これらの決まりに従って話すことで聞き取ってもらえるし、こちらも相手の言っていることが聞き取れるわけです。実際、ごにょごにょと言っているところは、もともと省略されてしまって発音されていないものを、知識や慣れによって聞き取っている部分もあるのです。
言いたいことを日本語で考えてから英語に訳して話すと、こうした慣習によって使われている言い方とは違う言い方になるので、聞き取ってもらいにくくなります。発音より前の、文章を組み立てる時点で英語的な発想ができるようになると、発音しやすく、聞き取ってもらいやすい英語を話すことができます。
英語の正しい発音を手に入れるには、これらのことを教えてくれるスクールに通う(またはオンライン授業を受ける)のが、近道になります。本やアプリで独学となると、間違いや抜けている知識に自分で気づくのは難しく、非常に時間がかかってしまいます。
(これから大学に行くという方は、国際基督教大学、外国語大学の英語科、上智大学の英語学科、その他の大学の「音声学も教えている英語科/英文科」が候補になります)。
きちんと発音を習うことによって、「耳で聞いて何となく違う」という感じから、「ここではこうやって音を出す」という意識へ変わります。英語を話していて聞き返されなくなります。また自分が正しく発音できるようになる過程で、英語ネイティブの正しい発音も聞き取れるようになります。
対面またはオンラインで英語の発音を矯正できるスクール
発音矯正のスクールとしては、上記のようなことを教えていることと、毎日取り組めるカリキュラムになっていることが重要になってくると思います。
毎日取り組むというのは、短時間でもいいので毎日練習することによって、元に戻ることなく確実に直していけるからです。どんな癖でも戻るのは早いですが、毎日直しているうちに戻らなくなります。
考えなくても正しい発音が出てくるよう、身体に覚えさせる効果があるからです。
現在、日本で受けられる英語発音矯正のスクールの中では、GSETが最短期間で学習でき、最もレベルの高いスクールだと思います。
GSETでは週に1度、外国人講師による対面(またはオンライン)のマンツーマン指導(50分)を受け、週の残り6日はオンラインドリルトレーニング(宿題と添削:30分程度)をこなします。
マンツーマン指導を毎日となると予定を合わせるのが大変ですから、週6日は隙間時間をみて練習するスタイルが続けやすいとも言えます。GSETは指導と自習の割合がちょうど良いカリキュラムになっていると思います。
GSETでは英語思考も教えています。頭の中にある考えと英語を結びつける方法です。頭の中にある考えを日本語で言葉にしてから、それを英語に訳すと、ここで時間がかかってしまいます。最初から英語で考えられるようになれば、この制約から解放されて自由に話せるようになります。
外国人と話すのは最初は緊張するかもしれませんが、お手本は英語ネイティブでないと、どうしても発音の「精度」が落ちてしまいます。同じ1分でも、私たち日本人が外国人講師から新たに学べることというのは想像以上に大きいものです。
また、ネイティブに似た音ではなく、ネイティブと同じ音を目標にすると、ものまねをしているような妙な違和感も感じないで済みます。
講師が外国人だと、分からないことが聞けないのではと思われるかもしれません。でもバイリンガルの方もいらっしゃるので、学習進度によっては、細かいところを日本語で教えていただくこともできますから、ご安心ください。
GSETでは毎日レッスンすることによって効率的に学習できるので、目安として3~6か月で改善が見込めます。
下のリンクからGSETのページに行くと、「まるで別人。GSETなら、英語がこんなにも流暢に」という項目があります。ここでレッスンを受ける前と後の生徒さんたちの音声を、ぜひ聞いてみてください。発音が正確になっているだけではなく、呼吸や発声から直っているので声の響きが別人のように深く、リズムも整って格段に聞き取りやすくなっています。
これは「たまたま耳のいい人が得られるもの」ではなく、「誰でも訓練によって身につけることのできる技術」です。
マンツーマンレッスンと同様の内容で、50分間の無料体験レッスンも用意されていますから、ご活用いただければと思います。これだけでも英語力が上がるし、今の問題点とその具体的な解決法も教えてもらえます。
自分の発音の間違いを指摘してもらってこそ、直すことができます。臆せずどんどん話して、正しい発音を手に入れましょう。