【中学英語】英文法の参考書 わかりやすい選び方とおすすめ10選

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中学に入って本格的な英語の勉強が始まると、文法がよくわからないために英語を嫌いになってしまうということがよくあります。でも、英語は日本語よりも文法のルールが明確でわかりやすいので、文法書を使ってしっかり理解すれば英語の勉強が楽しくなります。

効率よく英語の学習を進めるためには、「よくわからないところをきちんと理解する」、「頭の中にある知識を整理する」、「テストの点に結び付く実践的な力を手に入れる」など、目的に合った文法書を手に入れることが必要です。

今回は、中学生が学校の授業や高校受験のために使う英語の文法参考書の選び方と、おすすめの参考書をわかりやすくご紹介します。超基礎、授業、高校受験、難関校受験など用途別にご紹介していきます。

文法は英語の4技能すべてに欠かせないものですから、自分にぴったり合った参考書でしっかり理解し、得点アップを図りましょう!

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中学英語の一からの復習用 英文法参考書

文法がよくわかっていないと思う場合は、なるべく早く最初からおさらいしたほうが、現在の授業も理解しやすくなります。

現在の勉強の負担にならないよう、なるべく短時間で仕上げられる作りのものがおすすめです。

内容をよく選び、わかりやすく説明されているもので、文法の感覚をつかんでしまいましょう。次のような参考書がおすすめです。
 
 
『改訂版 中学校3年間の英語が1冊でしっかりわかる本』

中学で習う文法(2021年度からの新学習指導要領準拠)を、効率よく知識を積み上げられるように順序良く、分かりやすく解説。

項目ごとに「英語の例文と訳、解説、理解のコツ、ポイントのまとめ、練習問題」という構成です。例文は短く、解説はイラストを多用していて分かりやすい。「英語は苦手」という意識を解消できます。

「技能トレーニング」の章のPart 1~19に収録されている英語の例文、訳、練習問題の音声をダウンロードして、スマホやパソコンで聞くこともできます。音声としての記憶や、「聞く・読む・話す・書く」の4技能を鍛えるのに使えます(詳しいトレーニング方法も掲載)。

1項目を2ページ見開きにまとめられているので、とりかかりやすく、復習するときや知りたいことを調べたいときにも使いやすい。

「be動詞」から始まり、「目的語」「補語」などの文法用語など、あやふやになりがちなこともスッキリ理解できるように説明されています。

重要なことを短くまとめてあるので、覚えやすいのが特徴。大人の英語学び直しのロングセラーにもなっています。


 

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中学英語を完璧に。高校入試にも対応した英文法参考書

次は、中学3年間で学習した文法をしっかり理解し、使えるようにして、高校入試対策もできるような英文法参考書です。

1項目見開き2ページにして速習できるものや、問題を解いて解説を読むことで理解を深めるものなどがあります。

音声つきのものは、聞いたり話したりする練習もでき、記憶の定着に役立ちます。
 
 
『中学英語をもう一度ひとつひとつわかりやすく。』

一カ月くらいで中学英語を学習できる参考書です。「疑問文の作り方」「現在完了形とは」から、やさしい言葉で、イラスト付きで分かりやすく説明されています。

見開きの左ページが解説、右ページが練習問題。解答は別冊で学習しやすい。やさしい問題をたくさん解くことで感覚をつかめます。勉強嫌いな英語アレルギーの方にも、英語の楽しさを教えてくれます。

日本語と英語の音声CD、無料スマホアプリつき。英文をパッと言う練習をしたり、音声だけで復習することもできるので、通勤・通学中にも。
 


 
『中1英語をひとつひとつわかりやすく。改訂版』

中1英語にしぼった、超初心者用。説明がとてもていねいで、学校や塾にいかなくても一人で勉強できるレベルです。先生がとなりについていて、一つひとつ教えてくれる感じです。中学に入って文法でつまづいてしまったという場合などに、頼りになります。

日本語と英語の音声CD、無料スマホアプリつき。音声だけで復習することもできます。

見開きの左ページが解説、右ページが練習問題で、オールカラーのイラストがたくさん入って見やすく、飽きの来ない紙面。別冊の解答は、問題のページと同じレイアウトに解答が入っているので、答え合わせもしやすい。やさしい問題をたくさん解いて、英文の読み方・作り方の感覚をつかみましょう。苦手意識を捨てられます。


 
『中2英語をひとつひとつわかりやすく。改訂版』

上記の中2バージョンです。


 
『中3英語をひとつひとつわかりやすく。改訂版』

上記の中3バージョンです。


 
『中学英文法 (スーパーステップ)』

基礎の基礎から受験まで、中学英文法のすべてを、192のきめ細かいステップでひとつひとつ学習していきます。「よくわからない」「むずかしい」をなくして、どんどん進んでいく楽しさがあります。

全ステップをチェックできる音声つき。英語だけの「復唱用」、英語→日本語の「和訳トレーニング用」、日本語→英語の「英訳トレーニング用」の3種類あります。実際に声に出して発音することで、覚えやすくなり、「使える英語」の基礎固めができます。

発音がわかると「初心者」を抜け出せますから、何度も練習するのがおすすめ。

紙面は英文が青文字で見やすく、例文にカラーイラストがついていたり、見出しの英文がよくわからないときに戻って読むべきページが表示されていたりと、学習しやすい構成になっています。

くもん出版の、わかりやすいく続けやすい文法書です。学び直しやTOEIC対策にも。同シリーズの問題集もあります。


 
『中学英文法問題集 (スーパーステップ) 』

上記『中学英文法 (スーパーステップ)』に対応した問題集。セットで使って、知識を定着させます。

「基礎確認テスト」⇒「実力養成テスト」⇒「実戦力テスト」の3段構成で、自然に知識を組み立てていくことができます。

巻末には入試問題を使った「総合テスト」も収録されています。


 
『英文法レベル別問題集 1超基礎編 改訂版』

中学の超基礎から公立高校入試レベルの問題集です。項目ごとに20問。

著者は東進ハイスクール・東進衛星予備校の講師。大学入試までのレベル別問題集1~6の第1巻です。

「今の自分のレベルから無理なく始めて、志望校のレベルまで最短距離で実力を引き上げる」というコンセプトで作られています。

解いてみて、解答についている解説を読むと、深く理解できる良問ぞろい。実力がつきます。

 

中学の授業と難関校受験用の英語文法参考書

中学の英文法をしっかり身につけ、高校の英文法も先取りで学習できる参考書です。大学入試でTOEICなどの外部   利用する場合、その勉強時間を確保するために、高校英語に取り掛かっておくと有利です。

高校英語を先取りすると、洋書や英字新聞なども読めるようになってくるので、これらに興味がある方にも。
 
 
『総合英語 Evergreen』
高校生用のくわしい学習文法書ですが、初心者から辞書的に使えます。中学生用の文法参考書を終えたあと、分からないところをなくすのに重宝します。英文法のルールを分かりやすく説明してあり、安心感があります。社会人まで長く使える一冊です。


 
『最高水準問題集 特進 中学英文法・英作文』

実際の試験と同じように、問題は文法の項目(「仮定法」など)によらずランダムになっていて、実践的な構成の問題集です。

丸暗記では太刀打ちできず、自分で考えなければ解けない良問が多いので、実力がつきます。

 

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