TOEICの問題にはニュース、メール、電話メッセージ、広告など、見慣れない形式の英語表現があるので難しく感じがちです。でも学校で習った英文法の他に、簡潔な表現の方法などをプラスするだけで、すぐに読めるようになります。
そしてスコアアップのためには、文法力を測るためにTOEICではどう出題されるかを知り、すばやく正答を選ぶコツを学ぶのが近道です。
今回は、TOEICの目標点数別に文法参考書の選び方と、おすすめの参考書をご紹介します。
TOEIC英文法 ～600点 初心者向け
「まずは中学レベルからおさらいしたい」という方向けの参考書からご紹介します。
要点をかいつまんで短く説明しているものや、しっかり分かるように詳しく説明しているものなどがありますから、今の理解度や学習時間などに合わせて選びましょう。
『【全英文音声・解説音声DL付】TOEIC(R) L&Rテスト 英文法 ゼロからスコアが稼げるドリル』
『【全英文音声・解説音声DL付】TOEIC(R) L&Rテスト 英文法 ゼロからスコアが稼げるドリル』は、名詞、動詞……と品詞の説明から始まって、品詞の見分け方、現在形、現在進行形などの動詞の時制の選び方など、徐々にレベルアップしていく構成なので、英語が苦手という人にも無理なく取り組めます。
やさしい問題から本番レベルの問題まで順にドリルをたくさん解くことで、TOEICの出題パターンと正答の見つけ方が身につくので、着実にスコアアップが図れます。全540問のドリルには、TOEICに出題される単語だけを使用しているので、単語力もつきます。
すべての英文に無料音声が付き、スマートフォン無料アプリにも対応。『出る単特急金のフレーズ』のTEX加藤氏が監修を務めています。
『【音声DL付】 TOEIC(R)テスト 中学英文法で600点!』
『【音声DL付】 TOEIC(R)テスト 中学英文法で600点!』は、TOEICスコアアップ指導で実績を挙げてきたベテラン講師小石裕子氏による文法学習書。中学英文法をしっかり復習することで600点取得を目指します。練習問題でチェックしながら知識を定着。
文法の確認と同時に、それがTOEICにどう出題されるのかも説明されているので、すぐにTOEICのスコアに結び付きます。
「誤解しやすいポイント」「混同しがちな項目」なども採り上げた、シンプルでわかりやすい、ていねいな解説が特徴です。
TOEIC英文法 ～990点 中上級向け
基本を押さえたあとは、実際に問題を解きながら、必要な文法を身につけていくのが効率的です。長文問題もリスニングもできるのに Part 5 が弱いという人は、問題を数多く解いて、文法や解法のコツをしっかり身につけることで高得点を狙えます。
『TOEIC L&Rテスト 文法問題 でる1000問』
『TOEIC L&Rテスト 文法問題 でる1000問』は、『TOEIC L&R TEST 出る単特急 金のフレーズ』の著者でもある、神田外語学院専任講師 TEX加藤氏による文法問題集。
1049問収録。問題をどんどん解いて、短期間で無駄なく着実に実力をつけていきたい人にぴったり。
左ページの問題を解いたら、右ページで正解と文法解説を確認できます。要点を押さえた簡潔な説明で、この選択肢が正解である理由、正解でない理由が示されているので、「解き方のコツ」がよく分かる。
TOEICの問題を解くのに必要な文法が網羅されているので、現在中級レベルの人はこれ一冊で満点まで狙えます。
『1駅1題! TOEIC L&R TEST 文法特急』
『1駅1題! TOEIC L&R TEST 文法特急』は、TOEIC® L&R TEST特化型スクール「花田塾」のカリスマ講師花田徹也氏による、問題＆解説集。
花田氏による「全問の英文の朗読と解説」の音声が無料DLできるので、あのカリスマ講義が無料で聴けます。読むより聞く方が分かりやすい人におすすめ。
一問一答式でコンパクトにまとまっているので、学習に取り掛かりやすい。主語と動詞の認識から始まり、「この問題はどこを読み取るべきか」を瞬時につかむコツがつかめます。第0章から第7章まで、スコアを取りやすいところから積み上げていけます。
『TOEIC(R) L&Rテスト 英文法 出るとこだけ！[音声DL付/学習アプリ対応]』
『TOEIC(R) L&Rテスト 英文法 出るとこだけ！[音声DL付/学習アプリ対応]』は、TOEICスコアアップ指導で実績を挙げてきたベテラン講師小石裕子氏による文法学習書。5日間の学習で100点アップを目指します。
「問題の空所のあとの品詞を見て、空所に入る語の品詞を判断する」など、問題のパターンによって正答をすばやく判断する方法が分かります。問題や選択肢のすべてを読まなくても、必要なところだけ読んで答えを出せるように。
Part 5（短文穴埋め問題）と Part 6（長文穴埋め問題）の解答時間が短縮できるので、 Part 7（読解問題）を解く時間に余裕が生まれます。
テスト直前のスコアアップに最適です。
