一般にやりがいの感じられる仕事として、「達成感が得られる、人から感謝される、自分の力を発揮できる」などの条件がよく挙げられます。
今回は、自分の仕事を愛する偉人たちの、「仕事のやりがいを感じる時」についての、個人的で洞察に満ちた32の名言をご紹介します。
「仕事のやりがいを感じる時」についての名言
他の人のために良い仕事をすれば、同時に自分自身も癒すことになる。一服の喜びは、精神の良薬になるからだ。それはすべての障害物を超えて効く。
―― エド・サリヴァン(アメリカの娯楽作家兼テレビ司会者、人気番組『エド・サリヴァン・ショー』の司会者)
仕事は、働き手と家族のために十分な賃金をもたらすべきだ。その上に、自己実現と、自分の能力と素質の行使が、真に重要なことだ。
―― マイケル・ディルダ(ワシントンポストの書評家、ピューリッツァー賞受賞)
仕事の喜びの秘密は、「卓越」という言葉にある。何かをうまくやる方法を知ることは、それを楽しむことである。
―― パール・バック(アメリカの女性小説家、ノーベル文学賞受賞、代表作『大地』『母の肖像』)
自分が正しい方向を向いていると感じる時、仕事は新たな意味を帯びる。そうでなければ、それはただの仕事であり、それをするには人生は短すぎる。
―― ティム・クック(アメリカ合衆国の実業家、作家、教育者、アップルの最高経営責任者(CEO))
自分に適したことを見つけ、その仕事を行う機会を確保すること。これが幸せへの鍵である。
―― ジョン・デューイ(アメリカの哲学者。プラグマティズムを代表する思想家)
仕事の中に喜びはある。何かを達成したという実感なしに、幸せはありえない。
―― ヘンリー・フォード(アメリカの実業家、フォード・モーター創設者)
私は仕事をしているときにのみ、生きている実感を得られる。
―― フェデリコ・フェリーニ(イタリアの映画監督、脚本家。「映像の魔術師」の異名を持つ)
毎朝、エゴは戸口に置いていき、本当に優れた仕事をしなさい。仕事が素晴らしくよくできた時よりも気分の良くなることは、そうそうない。
―― ロビン・シャーマ(カナダの作家)
良い仕事の報酬は、さらなる仕事の機会を与えられることだ。
―― ジョナス・ソーク(アメリカの医学者。ポリオワクチンを開発。その際、特許は取得しなかった。)
本当のやる気は、仕事の達成と、個人の成長と、働きがいと、正当な評価によって得られる。
―― フレデリック・ハーズバーグ(アメリカの臨床心理学者)
調査では労働者には重要なニーズが3つあることが示されている。興味を持てる仕事、良い仕事をしているという認識、そして会社内で起こっていることに参加していることだ。
―― ジグ・ジグラー(アメリカのモチベーション講演家、作家)
名誉は誠実に苦労して働くところにあり。
―― グロバー・クリーブランド(第22代・24代アメリカ合衆国大統領)
自分の愛することにおいてのみ、秀でることができるのです。お金を目的にしてはいけません。愛することを追求し、うまくできたなら、世間はあなたから目を離せなくなります。
―― マヤ・アンジェロウ(アメリカの詩人、作家、公民権運動家)
仕事が人生の大きな部分を占めていくでしょうが、真に満足できるただ一つの方法は、すばらしい仕事だと心底思えることをやることです。そして素晴らしい仕事をしたいと思うなら、仕事を愛さなければなりません。
―― スティーブ・ジョブズ(アメリカの実業家、アップルとピクサー・アニメーション・スタジオの創業者)
あなたの仕事は、ご両親の言うとおりにすることではなく、教師や社会の言うとおりにすることでもなく、心の呼び声を理解し、それに従うことです。
―― オプラ・ウィンフリー(アメリカの女性テレビ司会者、女優)
愛することを仕事にするのは、豊かな人生を送るための第一歩です。
―― ウェイン・ダイアー(アメリカの著作家、心理学博士)
最も本質的なこととして――これがなければ成功もないのだが――仕事を心の底から愛することが必要だ。仕事を愛していれば、うまくできる。うまくやらなければ、成功もできない。
―― マルコム・フォーブス(アメリカの『フォーブス』誌の元発行人)
本当にやりたいことに挑戦するのをあきらめないで。愛とインスピレーションがあれば、うまくいかないことなんてないわ。
―― エラ・フィッツジェラルド(アメリカの女性ジャズ・シンガー)
私たちには制御できないことは多いが、「良い仕事」の定義を決めるのは完全に私たちの手中にある。私たち次第なのだ。
―― マイク・ロウ(アメリカのナレーター、タレント)
働く喜びが仕事を完璧なものにする。
―― アリストテレス(古代ギリシアの哲学者)
自分の仕事がどんなにありがたいものかを知るための一番良い方法は、その仕事がなかったら自分はどんなであるかを想像してみることだ。
―― オスカー・ワイルド(アイルランドの詩人、作家、劇作家、代表作『ドリアン・グレイの肖像』『サロメ』『幸福な王子』)
あなたが愛する美しいことを仕事にしなさい。
―― ルーミー(ジャラール・ウッディーン・ルーミー、ペルシャの最大の神秘主義詩人、イスラム神学者)
素晴らしい仕事をしたいと思うなら、仕事を愛さなければなりません。好きなことがまだ見つからないなら、探し続けてください。妥協してはいけません。
―― スティーブ・ジョブズ(アメリカの実業家、アップルとピクサー・アニメーション・スタジオの創業者)
労働なくしては、人生はことごとく腐ってしまう。だが、魂なき労働は、人生を窒息死させてしまう。
―― アルベール・カミュ(フランスの作家、劇作家、哲学者、ノーベル文学賞受賞、代表作『異邦人』『カリギュラ』『ペスト』)
好きでもないことのために一生懸命働くことをストレスと呼び、好きなことに一生懸命力を注ぐことを情熱と呼ぶ。
―― サイモン・シネック(イギリス生まれのアメリカの作家、コンサルタント)
成功とはただお金を稼ぐことではない。成功とは幸せだ。満足感だ。与える能力だ。
―― アダム・ニューマン(イスラエル出身のアメリカの実業家、WeWorkの共同創業者)
あなたがどんな仕事をしたいと思っているにしろ、その分野の仕事に就きなさい。経験を通して学び、ゆっくりと着実に、目標の仕事に行き着けるから。
―― レイチェル・レイ(アメリカのシェフ、テレビのパーソナリティ、実業家、作家)
私は完璧な仕事や完璧な恋愛関係について空想するのをやめた。実のところ、生活を楽しんでいないことへの言い訳になるからだ。
―― アラン・ド・ボトン(スイス生まれの哲学者、エッセイスト)
自分のしていることに楽しみを見出すことが出来なければ、めったに成功することはない。
―― デール・カーネギー(アメリカの実業家、作家、セミナー講師、『人を動かす』の作者)
仕事に喜びを見出すことは、若さの泉を発見することである。
―― パール・バック(アメリカの女性小説家、ノーベル文学賞受賞、代表作『大地』『母の肖像』)
何かをやりたいと思えば思うほど、それを仕事とは呼びたくない。
―― リチャード・バック(アメリカの作家、代表作『かもめのジョナサン』 『One』)
熱意をもって仕事に打ち込む者には、人生に恐れを抱くことなど何もない。
―― シェリル・ストレイド(アメリカの小説家、エッセイスト、自叙伝の映画化作品『わたしに会うまでの1600キロ』)