アイルランドの詩人、作家、オスカー・ワイルドの名言「楽観主義者はドーナツを見て、悲観主義者はその穴を見る。」を英語原文と英単語帳つきでご紹介します。
名言「楽観主義者はドーナツを見て、悲観主義者はその穴を見る。」の英語原文
楽観主義者はドーナツを見て、悲観主義者はその穴を見る。
―― オスカー・ワイルド(アイルランドの詩人、作家、劇作家、代表作『ドリアン・グレイの肖像』『サロメ』『幸福な王子』)
The optimist sees the doughnut, the pessimist sees the hole.
―― Oscar Wilde
単語 | 発音記号 | 品詞 | 意味 |
optimist | άptəmɪst | 楽天主義者、楽天家 | |
doughnut | dóʊn`ʌt | ドーナツ | |
pessimist | pésəmɪst | 悲観主義者、厭世(えんせい)家 | |
hole | hóʊl | 穴、欠点、欠陥 | |
Oscar | άskɚ | オスカー | |
Wilde | wάɪld | ワイルド |
『幸福な王子』で有名なオスカー・ワイルドの名言です。
楽天主義者と悲観主義者は普段から考えることが違い、それはドーナツひとつをとっても違う。
楽天主義者はドーナツを見て、「おいしそう」とか「いま食べようか」など「ドーナツそのもの/あるもの」について考えるけれど、悲観主義者はドーナツの穴を見て、「この穴の分、食べられるところが少ない」など、「ドーナツの穴/ないもの」について考える、と言っています。
ドーナツを見たときの反応がこれだけ違うとすると、楽天主義者は1日に何度ポジティブなことを考え、悲観主義者は1日に何度ネガティブなことを考えるでしょうか。1年では? 人生全体では?
ドーナツという身近なものに例えて、「何を考えて人生を過ごすか」について考える機会を与えてくれているようです。