仕事で失敗ばかりで落ち込むことって、よくありますよね。でもそういう日が長く続いているなら、ちょっと立ち止まって、ここにある癒しの言葉を読んでみてください。
心を静め、立ち直り、原因を知って、対処するために必要な名言を集めました。あなたに当てはまるものがあったら、それについてじっくり考えてください。今までと少し考え方を変えるだけで、楽になれます。
いろいろな理由が合わさって起きていることですから、自分を責めてしまっている人は、まず自分を責めるのをやめて、落ち着いて読んでくださいね。
心を癒してくれる名言
まずは、こういう状況になって疲れている心を癒してくれる名言から、ご紹介します。
人間は努力する限り過ちを犯すものだ。
―― ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ(ドイツの詩人、小説家、劇作家、自然科学者、代表作 小説『若きウェルテルの悩み』『ヴィルヘルム・マイスターの修業時代』 詩劇『ファウスト』)
間違えたことのない人間は、何も新しいことをしなかった人間だ。
―― アルベルト・アインシュタイン(ドイツ生まれの理論物理学者)
失敗は回り道。行き止まりではない。
―― ジグ・ジグラー(アメリカのモチベーション講演家、作家)
成功することを学ぶには、まず失敗することを学ばねばならない。
―― マイケル・ジョーダン(アメリカの元バスケットボール選手)
人生は美しく保たれた身体で、安全に到着することを目的とした墓への旅であってはならない。むしろ、煙の雲の中で横滑りし、徹底的に使い切り、完全に消耗して、大声で、なんという旅だったんだろうと叫ぶようなものであるべきだ。
―― ハンター・S・トンプソン(アメリカのジャーナリスト、作家)
生きるうえで最も偉大な栄光は、決して転ばないことにあるのではない。転ぶたびに起き上がり続けることにある。
―― ネルソン・マンデラ(南アフリカ共和国の政治家、第8代大統領、ノーベル平和賞受賞)
夢を思い出そう。そのために戦おう。人生の中で自分が何を手に入れたいと思うか、知っているべきだ。夢の実現を不可能にしてしまうものはひとつしかない:失敗への恐怖だ。
―― パウロ・コエーリョ(ブラジルの作詞家、小説家、代表作『アルケミスト – 夢を旅した少年』)
一日の終わりには、その日のことに区切りをつけよう。できる限りのことをしたはず。失敗と不条理はこっそり置いておこう。できるだけ早く忘れることだ。明日は明日の風が吹く。穏やかに、たわ言は捨て、高すぎる精神で新しい一日を始めるべきだ。
―― ラルフ・ウォルドー・エマーソン(アメリカの思想家、作家、詩人)
成功があがりでもなければ、失敗が終わりでもない。肝心なのは、続ける勇気である。
―― ウィンストン・チャーチル(イギリスの政治家、元首相、ノーベル文学賞受賞)
あなたも人生のある時点で何か失敗をするだろう。それを受け入れよう。負けることもあれば、恥をかいたり、うまくいかないこともあるだろう。それは間違いがない。……それでも落胆したり、気後れしたりしないこと。全力を尽くそう。一生を通じて、崩れ落ちるときには前のめりに倒れよう――今夜シャンパンを飲みすぎた後でさえ。
―― デンゼル・ワシントン(アメリカの俳優、映画監督、映画プロデューサー)
元気を出しなさい。今日の失敗ではなく、明日訪れるかもしれない成功について考えるのです。
―― ヘレン・ケラー(アメリカの教育家、社会福祉活動家、著作家)
「仕事で失敗ばかり」の原因を知るための名言
失敗の原因というのは、何となくは分かるけれど、具体的にどうすればいいかは自分では分からないものです。
以下は、原因を知る方法についての名言です。ポイントは、毎日、自分の行動をこまかく点検しているという姿勢です。一度で簡単に見つけようと思わず、ミスが起きたときの自分の行動をよく思い出し、「次回はここに気を付けてみる」を繰り返していきます。
あなたが普段行っている方法よりも、もっとよい方法がかならず存在している。それを見つけなさい。
―― トーマス・エジソン(アメリカの発明家、起業家)
前進すること、善意を忘れず専念すること。そして、何が起こるのかをちゃんと自分の目で確認すること。
―― アンジェリーナ・ジョリー(アメリカの女優、映画プロデューサー、ファッションモデル)
まず計画はよく行き届いた適切なものであることが第一。これが確認できたら断固として実行する。ちょっとした嫌気のために、実行の決意を投げ棄ててはならない。
―― ウィリアム・シェイクスピア(イギリスの劇作家、詩人、代表作『ロミオとジュリエット』『ハムレット』『オセロー』『リア王』『マクベス』)
何度も試し、何度も失敗した。でも気にしない。もう一度試し、もう一度失敗する。今度は、より良い失敗の仕方をするのだ。
―― サミュエル・ベケット(アイルランド出身のフランスの劇作家、小説家、詩人、ノーベル文学賞受賞)
「仕事で失敗ばかり」に対処するための名言
対処は少しずつ、が成功のカギです。
今までとても難しかったことを、根性やモチベでいきなり完璧にしようとすると、緊張しすぎたり疲れたりということがでてきますから、少しずつがいいです。
例えば、「○○の提出がいつも間に合わない」という場合には、完璧なものを提出しようとするのではなく、大体の設計だけまとめたものを先に提出するとか、必要な資料だけそろえたりというのを、まずは毎日やってみます。毎日、必ず自分の目標は達成するのです。
そうすると自信とやる気が戻ってきますから、もう少し先まで、と出来ることをだんだん増やしていき、成功へ近づけていきます。
「いつもやり残しが出る」という場合には、メモを取って上から順番に行い、最後にもう一度チェックするようにします。
成功をつかんだ偉人たちの名言は、失敗にも利点のあることや、視点を変えて失敗をなくす方法を教えてくれます。
成功への道に、失敗はつきものだ。
―― ミッキー・ルーニー(アメリカの俳優、歌手、エンターテイナー)
私は負けるということは決してない。勝つか、学ぶか。どちらかである。
―― ネルソン・マンデラ(南アフリカ共和国の政治家、第8代大統領、ノーベル平和賞受賞)
失敗は大成功への足がかり。
―― オプラ・ウィンフリー(アメリカの女性テレビ司会者、女優)
私は若かりしころ、10のことを試しても9つがうまくいかないことがわかった。そこで10倍努力した。
―― ジョージ・バーナード・ショー(アイルランドの作家(ノーベル文学賞受賞)、政治家、教育家)
間違いを犯す自由が含まれていないなら、自由を持つ価値はない 。
―― マハトマ・ガンディー(インドのグジャラート出身の弁護士、宗教家、政治指導者、インド独立の父)
失敗は単に前へ進むための合図だ。
―― ヘレン・ケラー(アメリカの教育家、社会福祉活動家、著作家)
失敗して失望するかもしれない。しかし挑戦しなければ、不運が待っている。
―― ビヴァリー・シルズ(アメリカの最も有名なオペラの歌手の一人)
私は9,000回以上シュートを外し、300試合に敗れた。決勝シュートを任されて26回も外した。人生で何度も何度も失敗してきた。だから私は成功したんだ。
―― マイケル・ジョーダン(アメリカの元バスケットボール選手)
失敗から学ぶ事ができれば、その失敗は成功だ。
―― マルコム・フォーブス(アメリカの『フォーブス』誌の元発行人)
頭では分かっているけれども何故かそうなってしまう、という場合には、「誰がやってもできないことを、やろうとしている」かもしれません。時間的に、物理的に、もともと不可能という仕事の場合です。
無理をしても、できないものはできないのですから、これは上司の方に相談して仕事の分担を一部変えるなどの対処をしてもらうことも、選択肢に入れてみてください。
よく調べて再発防止策を講じることは会社の発展にもつながるのに、それをせず、失敗した人を責めるだけの会社には、問題があると言えるかもしれません。
<今の仕事を続けていいのか疑問に思ったら>
「今の職場が自分に合わない気がする」、「自分の能力を発揮できる場がなくてやる気が起きない」、「自分の強み(得意なこと)が分からない」など、転職を考えていたり、転職するかどうかも含めて働き方について一度しっかり考えたいという場合、コーチング・サービスのようなプロの力を借りるという方法もあります。あなたの能力を発揮し、楽しさややりがいを感じながら安心して働けるようにしましょう。