英検3級合格に必要な単語の数は、中学卒業程度の 1,250語から 2,100語が目安です。英検4級レベルを覚えたあと、さらに 800語ほど必要になります。
今回の記事では、英検3級によく出題される英単語1,100語をでる度順の一覧にしました。単語の音声と、覚え方つき。
暗記や試験直前のチェックなどにどうぞ。
単語の選定方法・レベル
英単語は2015年から2022年の過去問題を分析して、よく出題される単語を1,100語選び、よく出題される順に3つのグループに分けました(400語+400語+300語)。
そして、それぞれグループ内の単語を、コーパス(書き言葉・話し言葉のデータベース)によく出てくる順に並べ変えました。つまり、よく出る順&よく使われる順です。
よく使われる順に覚えると、読解問題の練習などの際にも、知っている語が速く増えて楽になるからです。
さらに、覚えやすいように100語ずつA組からK組の11組に分けて、載せてあります。
英検受験用の単語帳の定番である旺文社の『英検3級 でる順パス単』は、2021年に『4訂版』から『5訂版』に改定された際、単語の難易度が下がりました。
『5訂版』では基礎固めができるようになりましたが、ネット上では「合格には少し足りない」という書き込みが目立ちます。実際、『4訂版』から見出し語がより基礎的な語に差し替えられています。
この記事の単語の難易度としては、I組まで覚えると『5訂版』の見出し語終了レベル、K組まで覚えると『4訂版』の見出し語終了レベルになります。
英検3級の合格基準は得点率65%。大問1の語彙問題で65%以上正解するためには、J組まで覚えておくと安心です。
※覚えやすくするために同じ品詞の語をまとめています。1つの単語が2つの品詞で出題されている場合については、両方を別の見出しにしています。
英検3級の単語の覚え方
英語検定では、学校英語よりも実用的な単語・内容が出題されます。学校の教科書に載っていない分の単語を覚えるには、以下のようにすると効率的です。
(1)覚えるべき英単語のリストまたは単語帳を手に入れる。
(2)単語のつづりと意味と発音を確認し、実際に発音をしながら5~10回ほど書いて覚える(場所によっては、口パクでも、指で空中に書くだけでもOK)。
(3)1組40~100語を、大体覚えるまで繰り返してから、次の組に移る。
(4)全体が終わったら、覚えられていない単語をチェックして、2周目は覚えられていない単語のみで、(2)から繰り返す。2~3周、覚えられるまで繰り返す。
※ 語源や英英辞典も使うのが理想的ですが、英検3級レベルまでは、つづりと発音と意味が反射的に出てくるようになるまで繰り返し覚えることで、単語力の土台を作ることが先決です。
ここまでの単語の上に積み上げる際に、語源や英英辞典が活きてきます。
日本語の漢字で言うと、今は部首を覚えていると思っていただいて、地味ではありますが、自分のものになるまで繰り返すのが、実は近道なのではと思います。
英検3級の単語一覧 1,100語
英検3級合格に必要な英単語1,100語、でる度順100語ずつ11組のリストです。単語には1番から1,100番の通し番号がついているので、順に覚えていくと今の単語数が分かりやすくなっています。
使い方
表中の をタップまたはクリックすると、それぞれの単語の発音が聞けます。
英検3級の単語一覧 A組 100語
1~100番
英検3級の単語一覧 B組 100語
101~200番
英検3級の単語一覧 C組 100語
201~300番
英検3級の単語一覧 D組 100語
301~400番
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