メイ・ウエストの名言「人生はたった1度きり。けれど、しっかりと生きたなら1度で十分。」を英語原文とともにご紹介します。
名言「人生はたった1度きり。けれど、しっかりと生きたなら1度で十分。」の英語原文
人生はたった1度きり。けれど、しっかりと生きたなら1度で十分。
―― メイ・ウエスト(アメリカの女優)
You only live once, but if you do it right, once is enough.
―― Mae West
「人生は1度きり」というフレーズを含む名言は他にもいくつもあります。
一度だけの人生。それが私たちの持つ人生すべてだ。
―― ジャンヌ・ダルク(15世紀のフランス王国の軍人、カトリック教会における聖人)
A life only of the once. That’s all lives we have.
―― Joan of Arc
人生は一度きり。だから楽しむべきよ。
―― ココ・シャネル(フランスの女性ファッションデザイナー)
You live but once; you might as well be amusing.
―― Coco Chanel
人生はたった一度きり。だから、幸せになれることをやり、笑顔になれる人と一緒にいること。
―― パリス・ヒルトン(アメリカの実業家、モデル、女優、歌手)
Life only comes around once, so do whatever makes you happy, and be with whoever makes you smile.
―― Paris Hilton
ただ、「しっかりと生きたなら1度で十分」と言い切っているメイ・ウエストは少々、異色です。
長くて退屈な人生を、たとえどんなに長く生きられても、何回も生きられるとしても、それで本当に幸せとは思わないということでしょう。自分が望む人生を生きられるなら1度で十分と……。
その1度の人生の中で、「愛する人と共に生きられている」、「やりがいのある仕事をしている」など、自分にとって「生き甲斐のある」人生をしっかり心に定めて追い求めるなら、先のことは心配しないで、現在に集中できますね。
天から与えられたものを活かし、さらに学び、長所を伸ばし、短所を克服し、ベストを尽くすなら、1度の人生に満足できます。
人間関係など、考えなくてはいけないことも多いけれど、「これ以上は仕方がない」とどこかで線を引いて、他の人のしていることや考えていることから離れることも必要です。そして自分の人生に集中し、自分のやりたいこと、好きなこと、楽しいことをする時間を取っていくほうがいいですね。
こういう毎日を過ごすことが、後悔のない幸せな人生につながっていくのではないでしょうか。
最後に、この考え方を延長し、すさまじいまでの集中力を発揮して夢をかなえ続けたスティーブ・ジョブズの名言をご紹介します。
自分がまもなく死ぬと意識しておくことは、重大な選択をする際に役立つ、最も重要なツールでした。ほとんどの物事、外野の期待、自分のプライド、恥ずかしさや失敗への恐怖、こういったもののすべては死に臨んでは消えてなくなり、真に重要なことだけが残るからです。自分も死に向かっているという自覚は、私の知る限り、何かを失ってしまうかもしれないという思考の罠を避けるための最善の策です。すでに失うものはないのです。自分の心に従わない理由はありません。
Remembering that I’ll be dead soon is the most important tool I’ve ever encountered to help me make the big choices in life. Because almost everything — all external expectations, all pride, all fear of embarrassment or failure — these things just fall away in the face of death, leaving only what is truly important. Remembering that you are going to die is the best way I know to avoid the trap of thinking you have something to lose. You are already naked. There is no reason not to follow your heart.