イギリスの自然科学者、チャールズ・ダーウィンの名言「生き残る種とは、最も強いものではなく、最も知的なものでもない。最もよく変化に適応したものである。」を英語原文とともにご紹介します。
名言「生き残る種とは、最も強いものではなく、最も知的なものでもない。最もよく変化に適応したものである。」の英語原文
生き残る種とは、最も強いものではなく、最も知的なものでもない。最もよく変化に適応したものである。
―― チャールズ・ダーウィン(イギリスの自然科学者、『種の起源』著者)
It is not the strongest of the species that survives, nor the most intelligent that survives. It is the one that is most adaptable to change.
―― Charles Darwin
この名言は正確には、ルイジアナ州立大の教授、レオン・C・メギンソンの学術文献(1963年)からの引用で、チャールズ・ダーウィンの『種の起源』の内容をわかりやすく書き換えたものです。
ダーウィンの『種の起源』には、こうあります。
It is not the most intellectual of the species that survives; it is not the strongest that survives; but the species that survives is the one that is able best to adapt and adjust to the changing environment in which it finds itself.
生き残る種とは、最も知的なものではなく、最も強いものでもない。自らが置かれた移り変わる環境に、最もよく適応し、順応できたものである。
メギンソンはビジネス研究の分野で影響力のある人であり、冒頭のバージョンのほうが広まっているということです。「環境を最も正確に分析し、適応することに成功した者が生き残れる」というのは、ビジネスの世界にも当てはまるということです。