英語速読 TOEIC用スラッシュリーディングの教材11選!

teaching-materials英語の速読法

前回の記事で、英語の文章を前から順に読み下すスラッシュリーディングの方法について解説しましたが、今回は英文の難易度や選び方、1日に読む分量、TOEICの得点に結びつける方法、TOEIC用のスラッシュリーディングの教材、単語力をつける方法について詳しく解説します。

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1日に読む分量

英語学習には「量」が重要だということは、多くの人が認めているところですが、これはつまり、たくさんの英文に触れて、頭の中の英語の回路を強化しようということです。この回路は使わないと筋肉と同じように退化してしまいます。

そしてこの「英語の文章を読む」ということを効率的に行おうというのが速読ですが、英語回路の強化のためには、英文を少なくとも毎日300語、できれば1,000語は読みたいところです。1,000語といっても、100pwm(1分間に100語)で読んでも10分で終わる分量です。これを例えば3か月続けると、目に見えて速く正確に読めるようになります。

文章の内容は、あなたの興味のあるもの、小説でもビジネス書でも何でも構いません。日本に住み日本語で暮らしていると、どうしても英語の回路を使う機会が足りないのだということを踏まえて、意識的に毎日できるだけ多くの英文を読むように心がけてください。

スラッシュリーディングの練習はTOEIC対策にも有効

時間内に大量の文章を読まなければならないTOEIC受験には、返り読みをしている時間はありません。英語の文章を速く正確に読むためのスラッシュリーディングの技術があれば、高得点を狙えます。

スラッシュリーディングの練習をTOEICの得点に結びつける

読む文章の内容は、興味のあるものでいいのですが、TOEIC受験や仕事の効率化を目的に速読を練習する場合は、英語のニュース記事がおすすめです。この場合はできるだけトピックを決めて、例えば経済なら経済に関する記事を中心に読むと、よく使われる単語や表現が自然に覚えられるという利点もあります。

速読をするには語彙力(単語力)が欠かせませんが、最終的に一番問題になってくるのは、この語彙力だと感じている人も多いと思います。そこで、速読の練習と同時に語彙力を手に入れる方法をご紹介します。

効率的なボキャビルという観点からすると、英語の文章の中に繰り返し出てくる単語というのは重要なポイントになります。一定期間リーディングを継続する中で、二度、三度と繰り返し出てくるということは、それだけ使用頻度が高いか、特定の分野の記事を読むために必要なキーワードだということになりますから、これを中心に覚えていくほうが効率がいいわけです。

特定の単語を繰り返し目にするためには、今日は政治関係の記事、明日はスポーツ関係の記事というようにアトランダムに読んでいくよりも、一定期間、少なくとも2週間は、特定の分野にポイントを絞って読んでいくほうが効率的です。

英語ニュースは分野ごとにまとめられていますから、仮に全体を、

(1) 国内政治、(2) 国際政治、(3) 経済・貿易、(4) 産業・ビジネス、(5) 金融・証券、(6) 犯罪・事件、(7) 環境・災害、(8) 医療・健康、(9) 科学技術、(10) 文化・芸術、(11) スポーツ、(12) その他

の12分野に分けたとします。これらの各分野を自分の興味や必要に応じて2週間に1トピックの割合で振り分けていくと、半年でひととおり全体に目を通すことになります。

仮に1カ月目のトピックを国内政治と決めたら、2週間はひたすら国内政治関連の記事のみを読んでいきます。他のトピックは速読の練習には使いません。

もちろん、ひとくちに国内政治といってもその範囲は広いわけですが、できるだけその時点でもっとも話題になっている事柄を中心に、同じ事柄に関する記事を追っていくようにします。このようにして2週間の間、同じトピックの関連記事を読み続けることで、その分野に特有な語句に繰り返し出合うことになります。

たとえばテーマをスポーツと決めて、バスケットボールと野球に関する記事を追っていったとします。最初の数日はかなりの頻度で未知語に遭遇しますが、1週間を過ぎたあたりから徐々に慣れてきて、2週間目はほとんど辞書の助けなしに読めるようになっているはずです。こうなれば、あとは読むこと自体を楽しむことができます。

その他の分野も同じです。分野が特殊であればあるほど、使われている単語は限定されています。最初はほとんどが知らない単語ばかりでも、読み続けることで未知が既知になり、繰り返し目にすることで記憶への定着が一層促進されていくことになります。

もちろん、TOEICの場合は専用の単語帳が数多く出版されていて、まずはそれを覚えるのが最も効率的ですが、単語帳にあってもなかなか覚えられない単語というのは存在します。そういう単語も、実際に長文の中で使われているのを目にすると、自然に覚えることができます。

というのは、言葉はすべて文脈の中で特定の意味を持ち、ほかの言葉と密接に結びついて使われているので、その使われ方を見るのが一番意味を理解しやすいからです。文章の内容の印象と結びついて、記憶に残るということもあります。

単語帳と、英文を読むという基礎作業との両方が、単語力の獲得には必要です。おすすめの単語帳は次の2冊です。

<TOEIC L&R TEST 出る単特急 金のフレーズ (TOEIC TEST 特急シリーズ)>
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TOEIC単語の定番。短い文と音声で覚えます。ここに出ている文が出題されることもあると人気です。990点レベルまで網羅。

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上記の基礎編。まずは600点を目指す人に。

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スラッシュリーディングに適した文章の難易度

よどみなく前から読み下していくスラッシュリーディングを行うには、やはり未知語の多すぎる文章というのは使いづらいものです。文章全体の単語数のうち分からない単語の数がいくつあるか数え、未知語率を出してみて、2.5%以下のものに限ると、ご自分に適切な文章を選ぶことができます。

一般に、未知語率が5%(20語に1語の未知語)程度ならば楽に読めるといわれていますが、これはあくまでも英語ネイティブを対象にしたもので、英語を外国語として学んでいる日本人がとくに支障なく読みこなせるのは未知語率2.5%(40語に1語の未知語)以下の文章です。

未知語率10%でも、文法知識や背景知識があれば類推することはできますが、毎日行うためのスラッシュリーディングの教材という視点からすると、語彙の面であまり負担が大きすぎるものは適当ではないように思います。

スラッシュリーディングに適した英語ニュースサイトを易しいものから順に並べてみますので、教材を選ぶ際の参考にしてください。

News in Levels
同じ内容の記事を3段階の難易度から選んで読めます。記事は短く、ややゆっくり音読してくれる動画付き。記事の最後に難しい単語の解説もついています。

NHK WORLD-JAPAN
日本に関連するニュースが多いので、内容を理解しやすい。動画付きのものが多く、音読速度もゆっくり。

VOA Learning English
アメリカの国営ラジオ放送局VOA(Voice of America)が、非英語話者向けに制作している英語学習サイト。記事は長め、音声は非常にゆっくり。

CNN NEWS
記事のジャンル、長さ、難易度が幅広く、英語教材として最適。膨大な量の過去記事から、同ジャンルの話題を検索して読める。
CNN10は、ニュース音読とスクリプション付き。

BBC NEWS
英国放送協会による世界最大規模の報道機関。動画付きの記事が多い。イギリス英語を勉強したい人に最適。

ABC News
アメリカの4大ネットワークの一つ。少し早口なレポーターが多い。

TOEIC用スラッシュリーディングの教材

スラッシュリーディングは毎日行うことで効果が表れますが、辞書を引いている時間がないという場合には、専用の教材を使うという方法もあります。先に単語などの解説欄を読んでからスラッシュリーディングに取り掛かるようにすれば、未知語率に関係なく読むことができます。スラッシュの入れ方の例をたくさん見たいとか、文章全体の和訳がほしいという場合にも重宝します。

前回の記事 英語速読 スラッシュリーディングの区切り方を例文と和訳で解説 でも触れたとおり、「音読」または「頭の中で声を出しながら黙読する」練習が重要なので、音声つきのおすすめ教材をご紹介します。抑揚、強弱、緩急、間の取り方が身につきます。

<イチから鍛える英語長文700 (CD&別冊「トレーニングブック」つき (大学受験TERIOS))>
700
700語前後の英語長文の問題集です。大学受験用ですが、読み上げ音声のCDつきで、構文解説や、スラッシュ訳(意味のかたまりごとの和訳)が確認できるので、基礎固めに使えます。
500語前後、300語前後のバージョンもあり。

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<毎日の英速読 頭の中に「英文読解の回路」をつくる>
everyday
ダウンロード音声つき。1つのトピックに、全文の通し読みと、スラッシュごとに少し間の空いた読み方の2種類の音声があります。20の例文を収録。記事が面白いので続けやすい。

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<CD付 プロ通訳強化メソッド活用 英語スラッシュ・リスニング トレーニング>
slash-listening
CD2枚つき。スラッシュごとに区切られた音声と和訳で、旬の話題を読み、聴くことができます。シャドーイングの練習にも。

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